とうとう2022年11月1日 に開園が決定したジブリパーク。
開園日決定ということで昨年に続いて、愛・地球博記念公園を訪れてみました。
■ 公園北口
リニモ
ジブリパークへは地下鉄藤が丘駅からリニモに乗って訪れるのが基本。
実は「リニモ」にはまだ乗ったことがないのです。
名古屋市内南東部からは藤ケ丘経由ですと 4回乗り継ぎの大回りで倍以上の時間がかかりますので、専ら車を利用して西口から入園しています。
でもやはり、正面ゲートからの入園する雰囲気も味わってみたいと思っています。
公園北口
北口駐車場
愛・地球博記念公園駅とエレベーター塔
今まで手前に広場があったのでそんなに気になりませんでしたが、改めて見るとエレベーター塔への接続は途中から逆くの字に折れ曲がっています。
リニモ(愛知高速交通東部丘陵線)の駅は2005年に万博会場駅として開業。エレベーター棟は万博後、愛・地球博記念公園として再オープンした頃に設置されたようです。
当時は駅からエレベーター棟への導線は考慮されることなく、広場側から見たシンボル性と斜面工事の都合からこのような結果になった様に思えます。
確かにジブリパークのシンボルタワーとなるエレベーター棟が正面アプローチからそっぽを向いていては絵になりません。
そこで、駅からエレベーター棟までのアプローチを一直線になるようダイナミックに改造するようです。
公園北エントランス
向こうのエレベーター棟までこんな感じ。
メインゲート
メインゲートは「EXPO 2005 AICHI COMMEMORATIVE PARK」
(愛・地球博記念公園ではなく2005年愛知万博記念公園)
左に「モリコロパーク」右に「ジブリパーク」のサイドゲート
■ 青春の丘
公園西口
公園西エントランスからエレベーター塔にかけての区域は青春の丘エリアには含まれていませんが、その風景は青春の丘のイメージそのもの。(丘の上には愛知県民の青春ソウルフード店「スガキヤ」もあります。)
エレベーター塔
西エントランス広場から坂を登っていくと、右手にエレベーター塔が見えてきます。
エレベーター塔北側
エレベーター塔入り口付近
スロープ
エレベーター塔入り口を右に折れると西側の階段横にスロープが新設され、降り口には新しい広場も。
エレベーター塔
今年の3月23日からエレベーター塔の利用が再開されていて、「ジブリパーク」の雰囲気を先に少しだけ味わうことができるようになりました。
エレベーター塔南側
いろは坂上のロータリーと地球屋
エレベーター塔脇の小道を登っていくと、
記念公園で一番お気に入りの場所、グエル公園風の小さな公園があります。
大芝生広場から
■ ジブリの大倉庫
ジブリの大倉庫エリアに向かいます。
ジブリの大倉庫
ジブリの大倉庫入り口前から大芝生広場を眺めると、
奥の白いフェンスのところでは「魔女の谷」が工事中。
眺望施設
工事中の「魔女の谷」左手の小高い丘に、魔女の谷を一望できる施設が新たに設けられます。
そのまま視線を南に移すと三日月休憩所が見えてきます。
ジブリの大倉庫東側
三日月休憩所
ジブリの大倉庫エリア前の三日月休憩所付近に新たに休憩所が設置されています。
ジブリの大倉庫西側
こいの池
工事中のジブリの大倉庫のまわりをぐるりと半周して「こいの池」に着きました。
■ ジブリパーク「どんどこ森エリア」
林床花園入口広場
ちょっと離れた「サツキとメイの家」に徒歩で向かうには山の散策路を越えるほうが近道。
その入り口となるのが、林床花園入口広場です。
園路(もののけの里入口〜西口)
西口案内所・休憩所
公園西口には新たに案内所と休憩所が設置されます。
園路(西口〜どんどこ森)
公園西口からどんどこ森エリアに向かう園路は、アスファルト舗装の車道部分が轍(わだち)道へと整備されるようです。
はるかに続く轍(わだち)道は、いかにもトトロの住む森へ向かう気分にさせてくれるでしょう。
何度か訪ねているうちに思ったのは、
ジブリ作品は背景画を含めたビジュアルも魅力のひとつ。
幸いその背景は里山などの風景が描かれることが多く、その雰囲気を表現できる場所はいくらでもありそうですが、集客施設として便利な交通手段を持ち、ある範囲内で変化に富む地形を持った里山となると選択肢は少なくなります。
敷地面積は東京ディズニーランドの 51ha やユニバーサルスタジオジャパンの 47ha と較べるとジブリパーク自体の 7.1ha はずいぶん狭く感じられます。
しかし、ジブリパークを囲む愛・地球博記念公園全体の面積は 200ha と広大。
借景式庭園では,風景が主題となって庭自体は簡素化された例が多いのですが、このジブリパークも借景式テーマパークと考えれば、愛・地球博記念公園自体の風景もジブリの世界。
ということで、やはりジブリにはこの公園が似合っていると感じるようになりました。
実際、園内の第一期分の工事現場を休憩せずにあちこち撮影して回るだけで2時間ほどかかります。第二期分の「もののけの里」「魔女の谷」が加わればたぶん3時間は必要でしょう。
アトラクションの機械力に頼るのではなく、自分の体力で夢を感じて楽しむテーマパークになりそう。
■ おまけ「大観覧車」
本日の一曲