三度目の夏の風景_鳴子ダイエー物語 10

蝉しぐれの主役がアブラゼミからツクツクボウシに移り、秋を感じさせる虫たちの音も混じるようになった晩夏の夕暮れ。変わりつつあった街の風景が、ようやく落ち着いたようです。


Azimuth – Vôo Sobre o Horizonte – 1977


あのダイエー鳴子店の閉店から二度の四季が過ぎ去り、三度目の夏を迎えた今年、相生山の風景は変わりました。

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2013年 7月31日に閉店した「ダイエー鳴子店」

 


「ザ・パークハウス 相生山」

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跡地に計画された大規模マンション「ザ・パークハウス 相生山」は今年 1月にやっと完成。かってダイエー鳴子店が高層化しようとして諦めた地盤の強化にかなりの時間がかかったようです。

 


ガソリンスタンド

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最後までフルサービスで便利だったガソリンスタンドも、今年に入ってコンビニに変身。向かいのローソンと張り合っていますが、カップ麺の品揃えはなんともならないものでしょうか。

 


戸笠公園側

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戸笠公園に面した元ダイエー鳴子店の駐車場入口と搬入口、従業員入り口のあった道路。なんとなく薄暗くなった感じ。「あそこから出入りしてたんだなぁ。」とつい懐かしんでしまいました。

 


専門店側階段エントランス

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涼やかな木立のプロムナードになることを祈ったレンガ造りの階段エントランス部分はコインパーキングに。これは余裕のなさをシンプルモダンと取り違えている平成デザインの時代ですから仕方がないですね。

 


アンモナイトの記憶

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アンモナイトの記憶_鳴子ダイエー物語 9」で紹介したダイエー鳴子店の化石はいまのところ無事に残されています。これが唯一、ダイエー鳴子店があった証です。

 


居酒屋

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ガソリンスタンドだけでなく、戸笠公園の南側、東海通沿いにあった居酒屋も昨年の7月に突然閉店して、ここもコインパーキングに。つまみのキャベツが固かったことを除けばよく通いました。


 

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ゆったりと時が進んでいると感じていた時代も、変化した風景にふと気がついて振り返ってみれば、その過ぎ去る速さに驚かされます。

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行き交う人もめっきり減ったこの街を、過去を知る人々は昔の賑わいを懐かしみ、新しく住民となった人々はこれを自分たちの街として、遠い未来に再びやってくる変容までの間、この風景を見続けることでしょう。

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“三度目の夏の風景_鳴子ダイエー物語 10” への 2 件のフィードバック

  1. 最後から2枚目の写真ってどこですか??
    もしかして、埋め立てられちゃったんですかね〜??

    1. 1965年頃の戸笠池の風景です。
      まだ戸笠小学校が造成途中(画面中央右)の頃です。
      この頃の戸笠池はため池でウシガエルの鳴き声でうるさかったのが記憶にあります。現在は綺麗に整備されて公園となっています。
      そういえば今年、戸笠池を花見に散歩していたところ「この池で警察官が死んだのよ。」という話し声が聞こえてきました。
      確かに街灯のない当時、土手を走っていたパトカーが間違って池に落ちて警察官が死亡しています。このことを知っている人はほとんどいないはずなのでかなり昔からこの近辺に住んでいる人が健在で、昔のこの辺を知っているのが自分だけではなかったのだとうれしい気持ちになりました。

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