エンニオ・モリコーネで思い出した異色の西部劇。

そういえば『ニュー・シネマ・パラダイス』のサウンドトラックはエンニオ・モリコーネだったと思い出し、 iTunes で「エンニオ・モリコーネ」と検索をかけたところ、懐かしい題名がヒットしました。

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ミスター・ノーボディ( Mio Nome E’ Nessuno)[DSDリマスタリング]
リリース予定2015年11月18日

あの『ミスター・ノーボディ』のサントラ盤です。しかもリマスタリング。かなりマイナーな映画だと思っていましたので、正直これには驚きました。

さらに調べてみると、2014年には HDリマスター版も発売されていたのです。今になってこんなにいい画質で観られるなんて。『荒野の用心棒』製作50周年に合わせたのかもしれませんね。

そういえばコメディ西部劇には、いろいろ興味深いシーンがありました。

『ミスター・ノーボディ』1973年

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My Name Is Nobody

My Name Is Nobody (1973年)

それまでのウエスタンものと異なり、ユーモアがいっぱいで明るいタッチで描かれたこの映画は、印象的でいつまでも記憶に残る異色の作品でした。

監督は『荒野の用心棒』のセルジオ・レオーネ、不思議な風来坊にテレンス・ヒルと伝説の老ガンマンにヘンリー・フォンダ。「最後のマカロニウエスタン」とも呼ばれているそうです。

日本公開は1975年ですので、ちょうど公開40周年といったところでしょうか。気がつけば、当時「風来坊」だった自分も、伝説の老ガンマン(伝説にはなれませんでしたが)の立場になっています。

老ガンマンを描いた作品としては1976年『ラスト・シューティスト(The Shootist)』が有名ですが、こちらはいかにもありそうなまじめな設定。

魚捕り

この映画にはパロディやオマージュの見どころのシーンが満載なのですが、冒頭のテレンス・ヒル演じる風来坊が魚を捕るなんでもないシーンでの間の取り方が気に入っています。

あとは、ジャッキー・チェンの『少林寺木人拳』を彷彿させるシーンとか。この映画にはコミカルなカンフー映画のおもしろさにも通じるところがあるようです。

『マーヴェリック』1994年

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Maverick

Maverick (trailer)

今年 27年ぶりに製作された『マッドマックス 怒りのデス・ロード(Mad Max: Fury Road)』がいろいろ話題となっていましたが、マッドマックスシリーズはご存知メル・ギブソンの出世作。

そのメル・ギブソンが主演するポーカー大会に出場して一攫千金を狙うギャンブラーと詐欺師、それに同行する保安官の活躍を描くコメディタッチの西部劇です。

『羊たちの沈黙』ジョディ・フォスター 、『スペース・カウボーイ』のジェームズ・ガーナーが共演。

インディアン

Native Actors

この映画は詐欺師達の「引っ掛け」が見どころなのですが、面白かったのはグレアム・グリーン演じるインディアン。

1990年の『ダンス・ウィズ・ウルブズ(Dances with Wolves)』では、まじめなインディアンを演じていたグレアム・グリーンが、ここではおとぼけインディアンとして登場します。このグレアム・グリーンとメル・ギブソンとの掛け合いシーンは最高。

この映画で「確かにおもしろいインディアンも居たかもしれない。」と今までのインディアンに対する固定概念がひっくり返ってしまいました。

『イースト・ミーツ・ウエスト』1995年

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EAST MEETS WEST

East Meets West (1995)

1860年のアメリカを舞台に、サムライとニンジャが西部のガンマンと対決するストーリー。真田広之と竹中直人のどちらが主人公かよく分かりませんが、どうも竹中直人のような気がします。

木遣り唄

神田明神 木遣り歌 江戸風 木遣りお清め儀式 平成25年。

意外にも、この映画で印象に残ったのは、ギャグや決闘シーンではなくて為次郎とインディアンとの「木遣り唄」「インディアン・ソング」との掛け合いシーンでした。

日本人と同じDNA、同じ死生観をもつといわれるインディアンとは、自然から心の奥底で受け取る何かが似ているのでしょう。

『シャンハイ・ヌーン』2000年

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Shanghai Noon

ジャッキー・チェン主演のアクション映画。1881年、誘拐された女王の身代金を持参してアメリカに赴いた近衛兵のチョンがロイと旅を続けるカンフータッチの西部劇。

この映画でジャッキー・チェンは当時は乗馬が初めてで苦労したとのこと。ということで、この映画で印象に残っているのは馬なのです。

座る馬

Shanghai Noon

そうあのおしりに手形のある「座る馬」。

初めて馬が座るのを見ました。馬は立っているものと思っていましたので、ほんとうに不思議な光景でした。こんな役者な馬がいるなんてさすがハリウッド。

以上、イタリア、アメリカ、日本、香港と国際色豊かで、いかにもウエスタンといった本道からは少々脱線している作品ですが、明るく楽しいので思い出す度に何度も見てしまう異色の西部劇でした。

今日の一曲

今回グレアム・グリーンについて調べていて、ネイティブ・アメリカン音楽が癒し系として流行っているのに気がつきました。

このブログを始めた頃、ネイティブ・アメリカン音楽の情報を本家アメリカのサイトにさえ見つけるのが大変だったことを思い出します。世の中少し変わってきたのかもしれません。

例えばこれ。 なんと2時間もあるのに 535万回も閲覧されています。


2 Hours Long Native American Indians Spiritual Vocal Shamanic Music | Relax Music – Soothing Music

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