「Photos」

wpid-20150207_00-2015-02-7-06-24.jpg

Appleから iPhoto に替わる「Photos」が発表されました。iOS 8で実装されている「写真」アプリみたいになってしまい、「やっぱりな」と本当の評価は実際に使用してみてからとなりますが、今のところ失望感がいっぱい。

Aperture は去るのみ。

その失望感のもとは、「Aperture」の開発中止ということです。

iPhoto の簡易フォト管理というアプリケーションの性格からすれば、この変化はわかるのですが、Aperture まで巻き込んでしまうのはいただけません。といって、Flash Player の頻繁なアップデートで迷惑している、Adobe の Lightroom に移行して毎月お布施を払うのもなんだかなとも考えてしまいます。

昨年の 6月にこの発表がされた時、「Aperture がなくなってもユーザーは困らないところまできた。」という記事がありました。

アップルにもう「Aperture」 は必要ない、世代交替のとき

IT 関連のメディアの悪いところは、今隆盛のものには無批判で提灯記事を書き、それを一般の人々が信じ込ませてしまうということです。それがジョブス亡き後、先見性を失なって再びジョン・スカリー的に走る現在の Apple の経営陣の判断であったとしてもです。

昔から、Apple 自体の提供するアプリケーションは発想が少しずれていて扱いにくく、デファクトスタンダードとなるアプリケーションを生み出した記憶はありません。ただ、そのきっかけとはなっています。実はそこに Apple の存在意義があると考えています。

そう考えれば、「Aperture」も開発中止ではなく、「再開発」してほしいものです。

そこで提案

wpid-20150207_01-2015-02-7-06-24.png

お気に入りのアプリケーションに「Intensify」があります。

Apple の「簡単」と違って、写真を簡単に高度に加工できます。この会社を買収して、iOS のアプリをサブシステムとしてのみ利用することを前提にした一貫性を持たせ、DropBox的な自由な発想で iCloud フォトライブラリとの連携をスムーズにして、チマチマした画面に慣れた iOS 開発者に真似できない、ディスクトップ機の広い画面を生かした新しい発想のブラウス画面を開発すればどうでしょうか。

iPhone ではない Macファンが 待ち望んでいるものではないでしょうか。

UXKit

現在、Mac は「AppKit」 、iOS は「UIKit」と呼ばれる GUI フレームワークを採用していて、両者のAPIに互換性はありません。今回の「Photos」では、Appleの新しいプライベートフレームワーク「UXKit」を使用していることが分かりました。UXKit は AppKit の上に構築され、UIKit の API を大部分実装しているそうで互換性がよくなるそうです。

ベースが AppKit の上に構築されるので一安心。

何でもかんでも iOS 準拠なんて本末転倒の世界。iOS開発者の発想で作られた Mac用アプリって想像するだけでもなんだかなといった気持ちです。

iOS による閉塞感のあるアプリケーションの世界に、再び革新を起こして再構築するためには、ベースとなる OS のさらなる進化と、スマートフォンの世界に汚染されていない発想力をもつ新しい世代の開発者の出現を待つしかないようです。

今日の一曲

『デイジー・ベル』は世界で初めてコンピュータが歌った歌。このデモをアーサー・C・クラークが実際に聴き、「2001年宇宙の旅」のクライマックスシーンを着想したそうです。


2001: A Tesla Odyssey (HAL 9000 parody)

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中