8本目のひまわりが見たものは、ミツバチではありません。

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静止気象衛星「ひまわり8号」

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12月18日、2015年夏の運用開始を計画している「ひまわり8号」が静止気象衛星として世界初のカラー画像の取得に成功しました。搭載されている可視域の3バンド (青: 0.47µm、緑: 0.51µm、赤: 0.64µm) を合成することで「カラー画像」が作成可能となっていて、黄砂や噴煙などの監視にも有用とされています。

画像は、気象庁のホームページから入手できます。ホームページに掲載する都合上、本来の画像よりもファイルサイズを小さくした画像を掲載してるそうですが、それでも十分に迫力と精細度を味わえます。ただ、NASA などで公開される地球より、色が地味目なのは何故でしょう。

ひまわり8号による初画像

そしてこれがその画像の日本列島を拡大した部分。

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12月18日午前11時40分(日本時間)

日本の北東付近に渦巻く「爆弾低気圧」の大きな鎌が振り下ろされる風が、大陸からシベリア寒気団の冷気を呼び寄せ、日本海上で雪雲の隊列となり、日本に津波のように襲いかかっています。雪雲の列は本土中央の山脈に阻まれて日本海側に大雪を降らせていますが、一部は地形の隙間をついて太平洋にまで流れ出し、太平洋を流れる雲の大河に合流しています。

この一枚の写真から、そんな壮大な自然の情景を立体的に見て取ることができます。

この写真の前日17日には、北日本や北陸、東海などで雪が降り続き大雪となり、気温も真冬並みになりました。名古屋では積雪が20センチを超え、東海北陸自動車道は白鳥IC―荘川IC間で上下線とも通行止めになるなどの被害が出ました。

爆弾低気圧

ちなみに、爆弾低気圧 (“bomb” cyclone) とは、1978年 9月に大西洋を航海中だったクイーン・エリザベス2世号が受けた暴風被害からその名称がつけられました。急速に発達し、熱帯低気圧(台風)並みの暴風雨をもたらす温帯低気圧を指す俗語で、気象予報用語としては使用しません。

今、日本を襲っているのは基準の2倍以上の強さ。強風の半径は1000キロ範囲で台風とは比べものにならない。

この爆弾低気圧は2012年 4月、2013年 3月と続けて発生しているそうです。地球温暖化の影響は、夏の台風に対して冬の爆弾低気圧を日本の風物詩にしてしまうのでしょうか。それなら台風のことを「野分」と呼ぶ季語があるように、「爆弾低気圧」なんて無粋なネーミングをやめて、もう少し風流な名前が欲しいもの。

今日の一曲


Kate Bush – Snowflake – 50 Words For Snow

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