ネイティブアメリカン・ミュージック_Ah Nee Mah

何年経っても、ネイティブアメリカン・ミュージックでは Ah Nee Mah がお気に入り。 …

Ah Nee Mah

Diane Arkenstone

Ah Nee Mah を語る前に、Diane Arkenstone を紹介する必要があります。

Diane Arkenstone – Little Cup Of Coffee – Music Video

Diane は、3歳の時に彼女の最初の曲を書き、 7歳でギターを弾き始め、さらにオペラ歌手としての訓練も受けています。パンクやヘビメタ、フォークソングなどの音楽経験を経てメラニーという友人と共にデュオ Enaid&Einalem を結成。デュオでうまが合っている David Arkenstoneと結婚して、彼と共に Neo Pacifica Recordings というレーベルを立ち上げています。2002年にリリースされたアルバム「Jewel in the Sun」でビルボードのニューエイジチャート16位でデビューし、最高位は11位。2005年には「The Best of Diane Arkenstone」がゾーンミュージックリポーターのトップ100エアプレイチャートでその年に報告された2800以上の録音のなかの第1位にランクされています。

彼女はソロ活動の他「Enaid & Einalem」「Ah Nee Mah」「Adventure Cargo」といったプロジェクトを立ち上げています。

Top 100 Airplay Chant for 2005e
Diane Arkenstone_Official Site
Diane Arkenstone_Wikipedia
Neopacifica

ということで

Ah Nee Mah 登場


Spirit dance AHNEEMAH

「Ah Nee Mah」としては Neo Pacifica Recordings で David and DianeArkenstone として 2000年からの 2年間に 4枚のアルバムをリリースしています。Diane はギター、キーボード、木製フルート、ダルシマー、そしてパーカッションなどを楽器を演奏により、このレコーディングにはかなり重要な役割を果たしていたと考えられます。

本当のネイティブアメリカンではないからこそ、ソフィスケイトされた部分が魅力的なのですが、これをどう捉えるのかで評価は違ってきます。

Adventure Carg

その後のプロジェクトとして「Adventure Cargo」があります。こちらのシリーズも魅力的なアルバムが揃っています。その音楽世界はネイティブアメリカンというより、オリエンタルやアフリカンテイストの音楽ジャンルに広がっていきます。

じつは Diane の作品で初めて手に入れたのがこの曲。同時に Ah Nee Mah の曲も聞いていたのですが同一人物の手になることとは知りませんでした。


THE SECRET CHAMBER – ADVENTURE CARGO

ゾーンミュージックリポーター

Ah Nee Mah はネイティブアメリカン・ミュージックですが、同時にニューエイジミュージックというジャンルにもよくタグ付けされます。

グラミー賞には Best New Age Album という部門があり、2010年度は、PaulWinterConsort の 「Miho: JourneyToTheMountain」が入賞しています。以下

Ocean / MichaelBrantDeMaria
Sacred Journey Of Ku-Kai,Volume4 / Kitaro
Dancing Into Silence / R.Carlos Nakai,William Eaton & Will Clipman
Instrumental Oasis,Vol.4 / Zamora

がノミネートされているのですが、グラミー賞独特の選考基準があるようで R.Carlos Nakai,William Eaton & Will Clipman の「Dancing Into Silence」以外あまりパッとした作品ではありません。

これはどうしたことかと調べてみると、ニューエイジミュージックの殿堂というべきサイト、ゾーンミュージックリポーターがあり、アコースティックインストゥルメンタル、アンビエント、ケルト、チル、コンテンポラリーインストゥルメンタル、電子、フォーク、ジャズ、ヒーリング/瞑想、新古典派、ネイティブアメリカン、ニューエイジ、ソロのピアノ、シンガー/ソングライターなどの音楽ジャンルがカバーされています。

Zone Music Reporter(formerly New Age Reporter)

そこには Top 100 Airplay Chant というニューエイジミュージック専門の各賞がありました。

2010年度の入賞曲は、

Album Of TheYear
GAIA/Michael Brant Demaria

Best New Artist
Another Placeand Time/Heidi Anne Breyer

Best Contemporary Instrumental Album
Arrival/Devin Rice & Erin Aas

Best Instrumental Album-Acoustic
Simple Beauty/Bill Leslie

Best Instrumental Album-Piano
Another Place and Time/Heidi Anne Breyer

Best Vocal Album
The Grace of the Green Leaf/Lis Addison

Best Electronic Album
The Crossing/David Helpling & Jon Jenkins

Best Ambient Album
TheCrossing/DavidHelpling&JonJenkins
David Helpling & Jon Jenkins – The Crossing

Best Neo-Classical Album
NightBook/Ludovico Einaudi

Best Relaxation/Meditation Album
A Star Danced/David Wahler

Best Chill/Groove Album
Ground Swell/David Mauk
GROUND SWELL 60 Second Teaser

Best World Album
GAIA/Michael Brant DeMaria

Best Native American Album
Doorway to a Dream/Ann Licater

Best Holiday Album
Christmas For Two/Lisa Downing

Best Cover Art
The Crossing/David Helpling & Jon Jenkins

Top 100 Airplay Chant for 2010

(「Airplay」といってもアップルの家庭用ワイヤレスでストリーミングのことではなく、本来の意味の録音放送のことです。)

こちらの選考内容には納得。なんといっても David Helpling や David Mauk の名が並んでいるのですから。過去の受賞曲をみても Jeff Oster などそれなりのミュージシャンが受賞していますのでますます納得。

さらに月間チャートもありニューエイジミュージックの動向もよく分かります。


Jeff Oster LIVE

付録:過去ブログメモ

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公開日:2008/07/28
Ah*Nee*Mah_ネイティブ・アメリカンその後

半年間 iPod に入れた曲で毎日聴いていたのは、AH*NEE*MAH のアルバム『Spirit of the Canyon』でした。

映像的ニューエイジロック(Cinematic new age rock)

このブログにも検索キーワードとして「ネイティブアメリカン」が多く寄せられるのですが、アメリカには『ネイティブ・アメリカン・ミュージック・アワード』なるものが開催されていて、毎年いまの様々なネイティブ・アメリカンの音楽を聴かせてくれます。

「ネイティブアメリカン」を期待された方には残念ですが AH*NEE*MAH は Diane Arkenstone のネイティ ブ・アメリカンの音楽にインスパイヤーされた Native American beats シリーズということで本来のネイティブ・アメリカンの音楽ではないかも知れません。

Native-inspired new age and ethnic fusion featuring flutes, guitar and native drums. Soothing, reflective and cinematic.

半年間聴き続けたというのは Enigma 以来です。

90年代末の Enigma に対して21世紀 初頭の AH*NEE*MAH と言ったところでしょうか。「時代と共に年を経て、こんなところ にに辿りついたかな。」と言った感じです。Enigma の中心人物は元アラベスクのサンドラ・アン・ロウアー。「元アラベスク」といったところが何とも言えませんが、 AH*NEE*MAH の中心人物 Diane Arkenstone も女性ということで感性に共通点がある かも知れません。

ちなみにサンドラ・アン・ロウアーも1957年にルーマニアのブカレストで生まれている同世代。

それが本物のネイティブではないにしても、そのエッセンスを他のエスニック音楽とうまく融 合させています。音の使い方もうまく、日本人には「かすれ」の音のもつ「万物が変化すると いう無常観・死生観」を感じさせてくれます。

このアルバム作りにかかわっている 夫の David Arkenstone は自分の音楽を「映像的ニューエイジロック」と呼んでいます。ひょっとしてこれは、かってのプログレッシブロックのいまのスタイルなのかも知れません。

ネイティブ・アメリカン・ミュージック・アワード

Canyon Echos(YouTube) (これってなんだか日本の平安絵巻を思い起こさせます。)

David Arkenstone_Wikipedia
David Arkenstone(Official Homepage)

ということで、やっぱり Ah Nee Mah = Diane Arkenstone はニューエイジに落ち着きそう です。

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公開日:2007/05/18
Ah Nee Mah_ネイティブ・インディアン再び

「美の巨人たち」に使用される音楽のテーマ曲やエンディング曲の選曲はいつもセンスがないのですが(大衆メディアで芸術を取り上げるためにはしかたがないことかもしれません。)、番組で使用された曲はNewAge的にある程度評価できる選曲をしています。

アーティストの精神性

番組で使用された曲のうち

NewAge的に評価できるアーティスト
「久石 譲」「菅井えり」「Enigma」「VANGELIS」「芸能山城組」「Enya」「David Arkenstone」「Diane Arkenstone」「姫神」

NewAge的に評価でないアーティスト
「加古隆」「千住真理子」「東儀秀樹」「坂本龍一」「鮫島有美子」「川井 郁子」 「蔵島由貴」「松下奈緒」

この基準は難しいのですが、アーティストの精神性とでもいいましょうか、その演奏、声のもつ波長に潜む精神性です。「癒し」と「卑し」は違う意味だということを理解できるかどうかです。

アミニズムの持つ魂を揺さぶる素朴さ

最近 iTunes でダウンロードしたアーティストに「Ah Nee Mah」があります。

「Ah Nee Mah」は iTunes に現在60曲あります。大人買いですべてダウンロードしようとしましたが思いとどまり、アルバム「Spirit of the Canyon」のみをダウンロードしました。

これには名曲『Stormlight』が含まれているからです。いつものことながらマイナーなのでカスタマーレビューはありません。

この「Ah Nee Mah」もネイティブ・インディアンのアーティストで、「David and Diane Arkenstone」から派生したグループです。けっこう「David and Diane Arkenstone」は NewAge ジャンルでは影響力があるようです。

しかし、最近なぜ World や NewAge のジャンルに魅かれるのか、それは最近メロディー いい曲が少なくなったからかも知れません。ここはアミニズムの持つ魂を揺さぶる素朴さがまだ残る最後の砦かも知れません。

AH NEE MAH – Voices Of The Wind ♫ Spirit Of The Canyon

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公開日:2007/01/07
最近気になるネイティブ・インディアン音楽

ここしばらくネイティブ・インディアン音楽にはまり、いろいろ聴き較べていました。 そのなかで、特に印象深かった曲をご紹介します。

「Maya Temple」「Wind Spirits」「Yeha Noha」「Drummer’s Journey」 選りすぐりの美しい曲です。

Maya Temple by Cusco

これはクスコの曲なのでかなり以前から知っていたのですが、再び聴いてみるとやはり名曲ですね。 ネイティブ・インディアンという括りには南米も入るのですね。

Mato Grosso

ブラジルの州名でもあるのですが、このグループについてはよく分かりません。
Native Indian’s Music (2006)

クスコ – Cusco>

1976年に結成。ドイツのCuscoはMichael Holm(マイケル ホルム)とKristian Schultze(クリ スチャン シュルツ)から成るシンセサイザーユニット
・Apurimac II (1994) 「Wind Spirits」Rhythms of Abundance (2000) Native Flute Ensembleより

ネイティブ・フルート・アンサンブル – Native Flute Ensemble

伝統的なネイティブアメリカン音楽にシンセといった現代風なタッチをいち早く取り入れたグループ
Native Passions:Divine Spirits(2000)

「Yeha Noha」Best of Indian’s Song (2005) Tatankaより この曲も過去にセイクリッド・スピリットでヒットしているのでご存知の方も多いでしょう。味わいのあるボーカルが印象的です。

タタンカ- Tatanka

Best of Indian’s Song (2005)

Sacred Spirit – セイクリッド・スピリット

フィアサム・ブレイヴなる素性不明な人物による、ネイティヴ・アメリカン・ミュージックと ダンス・ビートとを融合した瞑想ポップ・プロジェクト
・Sacred Spirit (1995) 「Drummer’s Journey」Rhythms of Abundance (2000) Mesa Music Consortより

メサミュージック合奏団 – Mesa Music Consort

パーカッション&ボーカルのエリック・カシラスと、フルート、キーボード、パーカッションのベン・タベラ・キングの二人で構成されている。
Rhythms of Abundance (2000)

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