2羽のブラック・スワン

米アカデミー賞の前哨戦とされる放送映画批評家協会賞のノミネートが13日に発表され、バレエの世界を舞台にした米女優ナタリー・ポートマン主演の心理スリラー『ブラック・スワン』が、過去最多となる12部門で候補に選ばれました。 …

iTunes Movie Trailers_BLACK SWAN

タレブの『ブラック・スワン』

『ブラック・スワン』といえば、昨年、ナシーム・ニコラス・タレブの『ブラック・スワン』というビジネス著書が大ヒットしています。
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「ブラック・スワン(黒い白鳥)」とは何か? むかし西洋では、白鳥と言えば白いものと決まっていた。そのことを疑う者など一人もいなかった。ところがオーストラリア大陸の発見によって、かの地には黒い白鳥がいることがわかった。白鳥は白いという常識は、この新しい発見によって覆ってしまった。 「ブラック・スワン」とは、この逸話に由来する。つまり、ほとんどありえない事象、誰も予想しなかった事象の意味である。タレブによれば、「ブラック・スワン」には三つの特徴がある。一つは予測できないこと。二つ目は非常に強いインパクトをもたらすこと。そして三つ目は、いったん起きてしまうと、いかにもそれらしい説明がなされ、実際よりも偶然には見えなくなったり、最初からわかっていたような気にさせられたりすることだ。

世界の見方を変える書 私たちは自分で思っているほど実際には物事をよくわかっていない、とタレブは言う。彼はそんな現象を長年研究してきた。私たちはどうでもよくて取るに足らないことにばかり気をとられてしまう。そして相変わらず重大な事件に虚をつかれ、そんな事件が私たちの世界を形づくっていく。 本書でタレブは、私たちにはわかっていないとわかっていることのすべてを語る。「ブラック・スワン」に立ち向かい、それを利用できる驚くほど簡単な方法を提示する。本書の衝撃的な内容を読めば、世界の見方は一変するだろう。

amazon_『ブラック・スワン』

本書で「ブラック・スワン」と呼ばれるのは、人のことではない。集団でもない。金融界や証券界のことでもない。かなり異常であって、それが大きな衝撃を与えるにもかかわらず、そのことを“あと知恵”でしか説明できないにもかかわらず、それなのにそれはあらかじめ予測していたんだとまことしやかに説明してしまうような、そんなブラック・スワンな現象のことをさす。タレブが言いたかったことを一言でまとめれば、「人間には大きなランダムネスは見えないものだ、とくに大きな変動は見えないものだ」ということである。

ISIS本座 – 『ブラック・スワン』

ナタリー・ポートマンの『ブラック・スワン』

タレブの『ブラック・スワン』の印象が強いので、映画『ブラック・スワン』はどのような内容なのでしょう。目が赤いのがずいぶん気になるのですが。
ニューヨークタイムズ

心理スリラーということで、タレブの『ブラック・スワン』_ほとんどありえない事象、誰も予想しなかった事象_とはあまり関係がなさそうです。こちらは白鳥の湖にイメージされる清冽さと対比して人間の心理的なダークサイドを「黒鳥」と表現しているようです。映画を見てのお楽しみといったところですね。

パドメ・アミダラ

ナタリー・ポートマンといえば、映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場するパドメ・アミダラを演じていることで知られています。

2005年の『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の予告編のパドメ・アミダラを観て、こんな美しい俳優がいたのか、と感心したのを憶えています。

もともと『スター・ウォーズ 』シリーズはあまり好きではなく、第一作の1977年の『エピソード4/新たなる希望』しか観ていません。というか、その後TVで何度かシリーズ全編を観る機会はあったのですが、音楽や効果音など、やたらと音がうるさいので、ビジュアル的にもストーリー的にもだいたい想像できますので、いつも途中で観ることを諦めてしまいます。

唯一観た『エピソード4/新たなる希望』で印象だったのは、ハン・ソロ役のハリソン・フォードとレイア役のキャリー・フィッシャーでした。ハリソン・フォードのその後の活躍は言うまでもありませんが、キャリー・フィッシャーが1980年の『ブルース・ブラザーズ』に登場したときには、拍手喝采でした。彼女のほんとうの代表作はこちらかもしれません。

どちらにしても、同じSF映画でもスタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』とはあまりにも対照的です。

愛しのマルチダ

ですから、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』も映画館で見ることもなく、好きな『レオン』のマルチダと気がつくには少々時間がかかりました。

やはりナタリー・ポートマンといえば、リュック・ベッソン監督の『レオン』ですね。

レオン役のジャン・レノは当然として、この映画でマチルダ役を演じたナタリー・ポートマンは、スターダムを駆け上がっていきます。スタンスフィールド役のゲイリー・オールドマンも名演技をして人気を博しています。

ちなみに、この『レオン』はリュック・ベッソン監督の『フィフス・エレメント』の資金集めとして製作されたそうですが、大ヒットしてしまいます。世の中面白いものです。

全国ロードショー_過去ログ

次回ブログ「This is MY OPERA」の予告です。
5th element diva

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