天女新世紀 その2

曲が気になったのではありません。その少女の歌声が気になったのです。 …



Naid – Buddhist Mantra

コマーシャルの続編について

いいなと思ったコマーシャルの続編にはいつも「なんだかなあ。」と思わせるものが登場します。

矢田亜希子-CM(Aflac-05)

これはご存知、アメリカンファミリー生命保険会社の懐かしのコマーシャル。

「よーく考えよう。お金はだいじだよ。

このコマーシャルは良き昔の日本人の心の琴線に触れるフレーズで感心したものです。

Aflac のCMは米国では話題のCMのひとつとなっているそうです。

ところが、2009年8月からの日本オリジナルのコマーシャルとしてアヒルと猫が一緒に登場する「まねきねこダック」で、一気にイメージダウン。

たががコマーシャルで契約する気をなくしてしまう、そんな時代になったのですね。

大和証券グループのCM

大和証券グループの CM にも感心していました。「ギロビッチ博士~行動非行動」篇「シャフィール教授「現状維持の法則」篇」「シャフィール教授「決定回避の法則」篇」など名作があります。

ところが、突然「~PLAYING FOR CHANGE~」シリーズに換わってしまいました。

国境を越え、人種を越え、文化や宗教も越えて、 世界中のミュージシャンがひとつの楽曲を歌い、奏で、つないでゆく、 音楽プロジェクト“PLAYING FOR CHANGE”。 このプロジェクトに参加した五大陸にまたがる 100人以上のミュージシャンたちのほとんどは、 その時点では世界的には無名であり、出会ったこともありませんでしたが、 ひとつの楽曲を通じて、お互いに理解しあうことで 美しいハーモニーを生み出し、 ひとりひとりが世界とつながっていることを 私たちに示してくれました。 大和証券グループは、 このプロジェクトが表している「世界とのつながり」が、 私たちの数ある想いのひとつである 「お客さまに世界とつながる、さまざまな金融サービスを提供していきたい」 というものと響きあうことから、 この映像を用い、新しい広告として展開することとなりました。 国から国へ、人から人へ、想いが渡り、伝わるとき、 世界はつながり、豊かに響きあう。 音楽も、そして、金融というビジネスも。 大和証券グループの新しい広告展開に、どうぞ、ご期待ください。

ということなのですが、よくわかりません。自然界にはない「利息」という不思議なもので成り立っている金融会社のコマーシャルが、人の心に響くのでしょうか。

しかし、その大和証券グループの『Chanda Mama』という CM のなかではひらめくものがありました。


Chanda Mama

途中(1:19)から登場する「The Oneness Choir」というグループのいちばん左の少女が気になったのです。

サンスクリット・ボーカル

曲が気になったのではありません。その少女の歌声が気になったのです。

調べていくとYouTube で見つけた「Naid Interview part 2」から iTunes Store の『Varanasi』にたどりつきました。

Naid – Aigiri Nam

Naid Interview part 2

Varanasi(iTunes Store)

そして、この「Naid Interview part 2」はこの『Varanasi』についての解説ビデオでした。

Naid のホームページのなかで彼女達は 「the clear Sanskrit vocals of G Ghayathri Devi, S Saindhavi and R Shruti, the female trio heard on the CD “Holy Chants on Shiva & Shakti.”」と紹介されています。

やっと名前がわかりました。しかし、三人いるので誰が誰なのやら。

インドの女神たち

ところで「Naid Interview part 2」には「マヒシャースラ」「ドゥルガー」「マントラ」「般若心経」「ワーラーナシー(ベナレス)」「アンナプールナー」「マンガラチャラン」というキーワードがでてきます。

これをひとつひとつ調べていくと、いろいろインドの風習を知ることができます。

たとえば日本語では「ベナレス」とも称される、「ワーラーナシー」はヴァルナー川とアッスィー川の合流地点にある都市で、別名「大いなる火葬場」とも呼ばれ、年中煙の絶えることはないのは有名です。過去にNHKスペシャルのアジア古都物語 第2集「ベナレス 生と死を見つめる聖地」でも紹介されています。

またベナレスの郊外にあるサルナート。 お釈迦様が最初に説法をといたところ(鹿野苑)として有名です。

ナヴラートリ

そして「ドゥルガー」「アンナプールナー」からはヒンドゥー教の祭り『ナヴラートリ』にたどり着きます。ここでインドの天女達に会うことができます。

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Gujarati Garba Song Navratri Live 2011

毎年10月の始まりに9日間の夜に祝われる神々へ祈りや踊りが捧げられ祝われるヒンドゥー教の祭り。

インド西部、特にグジャラート州では、ナヴラートリの期間はガルバー(गरबा:男女がお互い両手に持った棒同士を打ち付け合いながら、フォークダンスのように次々と相手を交代していく踊り)で祝われる。元来この踊りはこの地域特有の慣習だったが、大勢で楽しく盛り上がれることから近年ではインド国内各地や海外在住インド人たちの間でも人気が高まってきている。

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ナヴラートリとは、サンスクリット語で「九つの夜」を意味します。

9回の夜と10回の昼が繰り返される間、9つの姿をとって表出する女神、もしくはそれらの女神が体現する女性原理の神聖な力(シャクティ)が崇められます。

ドゥルガー:近づきがたい者

ドゥルガーは別名をヴィカラーラ(「恐るべき者」の意)と言い、仏教では興福寺八部衆や二十八部衆の畢婆迦羅、十二神将の毘羯羅となっています。

バドラカーリー
アンバー/ジャガダンバー:宇宙の母
アンナプールナー:豊穣を授ける神
サルヴァマンガラー:全ての民に福を与える神
バイラヴィー
チャンディー
ラリター
バヴァーニー : 命の授け手
ムーカーンビカー

ナヴラートリ(Wikipedia)

まだまだ、天女新世紀は始まったばかり。


Naid – Ganesha ::: watch in HD

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