アンテナゲート事件

『2001年宇宙の旅』でも異変は「アンテナ」の不調から始まりました。しかしそれは「アンテナ」の故障ではなくて HAL というシステムの暴走の始まりでした。 …


[/SIZE][/B]iPhone アンテナの歌

Appleは米国時間7月16日、「iPhone 4」に関するプレスカンファレンスを実施しました。
最初に「iPhone アンテナの歌」を作り、ジョブズ氏の会見前にビデオを放映。

これが最高。革新者「Apple」は健在でした。

「メディアは成功続きの製品がしくじると大喜び」
「iPhone 4を欲しくないんなら買うな。気に入らないのなら返品しろ。Apple Storeに持ってけ。」

iPhone アンテナの歌

「iPod」「iPhone」「iPad」から Apple ワールドに踏み込んだ初心者の方には理解できないもしれませんが、最近本来の Apple の尊大な態度が見られなくて寂しい思いをしていた生粋の Apple ファンは拍手喝采です。これが、 Apple を Apple 足らしめるものなのです。

[/SIZE][/B]実験

iPhone 3 も持ち方によって受信感度が変化するそうなので、それではと試してみました。
ところが一向に変化がありません。

そうかトリニティの Crystal Cover のハードカバーをつけているのを忘れていました。
どうせ「iPhone 4」を購入してもこのカバーはつけるつもりなので、外すのも面倒なこともあって、実験は中止。

[/SIZE][/B]Bloombergの誤配信

覚えていますか。
ニュースメディアの Bloomberg は Jobs氏について、死亡記事を誤って配信してしまったことを。

Q:デバイス出荷前に、この件を知らされていたか?

「Bloombergの記事のことを言っているのか?われわれは、単なるうわさではなく、より多くの証拠を提供しようとしているが、彼らはそれができない」
「Appleでは、全員が素晴らしい電話を作ろうと思っており、素晴らしさとは何かを議論している。モチベーションはそこにある。しかし、あの記事に描かれていたことは事実ではない」

「Rubin(Caballero氏。Bloombergの記事で、Jobs氏に問題を話したとされるアンテナの専門家)もまったくくだらないと言っている」

Q:ユーザーから電子メールを受け取った後にエンジニアを派遣したということだが、コミュニケーションがこの問題に役立ったということか?

「わたしは大量の電子メールを受け取っている。場合によっては返事をすることもある。業務があるため、すべてに返信しているわけではない。一部では、それがオンラインで投稿され始めているが、それはよく思っていない。そして、ごく最近では、捏造すらされている。すべてを信じてはいけないということだ」

Q:ワールドワイドの展開で戦略的な変更はあるか?

「いいえ」
「アンテナ問題は特に米国で顕著だった。多くのフィードバックを米国で受け取った」
「2番目に多い不満の電子メールは、入手できない顧客からだった」

アップル、「iPhone 4」プレスカンファレンス開催–会見内容をライブカバレッジ

ところがメディアは

「iPhone4、無料ケースを配布へ 回収・修理は否定」
「iPhone 4、ケース無償配布 ジョブズ氏が謝罪」

といったタイトルでこの部分は取り上げていません。

マスコミは自己批評を嫌います。たぶん信用を重視するからなのでしょうが、所詮スポンサーあってのパパラッチなのは周知の事実。

そう、「操作のために情報は捏造すらされている。すべてを信じてはいけない」ということ。

とくにマスメディアとインターネットは要注意。その情報が本物がどうかは、判断が難しいのです。

[/SIZE][/B]正規軍と片手間軍の戦い
蛇・蛙・なめくじが「三すくみ」で動けないまま固まった岩

PC戦争 IBM と Apple。
OS戦争 Microsoft と Apple。

過去にいろいろな大きな戦いがありましたが、いまは Apple と Google の戦いになってきているようです。今回は様相が違って、正規軍同士ではなく、正規軍と片手間軍との戦いです。そして戦場が広範囲なのが特徴です。

Apple は「Snow Leopard」の後継の発表を行っていません。代わりに「iOS」を提示してきました。そのうち MacOS X も「iOS X」と改名して「iOS」の母艦にしてしまいそうな感じです。もう OS が主役になる時代は終わり、本来の裏方に徹して洗練させ、Apple の考える最高のユーザーエクスペリエンスを提供するサービスと機器を提供する方向に舵を切ったようです。「iAd」これはクラウド分野での Google への宣戦布告でもあります。

Microsoft はコンシュマー分野ではデジタル音楽プレーヤー「Zune」やスマートフォン「KIN」などの失敗続きです。ビジネスの分野でも「XP」のダウングレード権の期日をOEM版 Windows 7の提供が終了するまでと改めたように、「XP」が足かせになってレガシーな技術を引きずる一世代前のソフトメーカーといったイメージです。出遅れたクラウド分野の「Bing」や「Windows Azure platform」がどう展開していくかが鍵となっています。現在の Microsoft 社に、その昔、粘りで Netscape を駆逐したようなハングリーな社風が残っていればいいのですが。

Google は本来、インターネット上のアクセス数を稼ぐことが業績の原点。本来のソフトメーカーではありません。その資金力でいろいろなサービスを開発していますが、結局は「アクセス数」に繋げるための販促活動のようなものです。ここが Microsoft や Apple との大きな違いです。ある意味「いけいけどんどん」的な動きでアクセス数が稼げればいいので、未来への展望や文化的な背景は感じることができません。

そのため、使い勝手やデザイン的には最悪でも平気ですし、現代では完全なプライバシーなどは存在しない(ゆえに許される行為だ)として「Buzz」や「Google Street View」のようにデリカシーのない行動をします。それは 末期の資本主義の生み出した鬼っ子かもしれません。

「Apple」「Microsoft」「Google」この三極構造はいったいどのような展開となるのでしょう。

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