ウィッグと制服

『2001 年宇宙の旅』を彷彿とさせる、レディー達。

レディー・ガガ

最近のポップスで気に入っているのが、Lady-Gaga(レディー・ガガ)。

Lady Gaga – Poker Face

グラミー賞で観て、いっぺんにファンになってしまいました。とくにビジュアルが最高です。この仕掛け人は一体誰なのでしょうか。

名前の由来は、クイーンの曲「Radio Ga Ga」といっているのですが、それはさておき、1980年代のポップと1990年代のユーロポップを思い出させるレトロな雰囲気が最高です。

QUEEN – RADIO GA GA

『2001 年宇宙の旅』には女性の登場シーンは数少ないのですが、「オリオン」号のスチュワーデスがガガだったらと想像するだけでも楽しくなります。

今思えば、リアルさを追求するなら女性の変化も予見して登場させることが必要だったかもしれません。でも、きっとキューブリック監督は許さなかったでしょうね。

ガガは、日本のオタク文化が誇る「フィギュア」がまるで生きているようなのですが、「綾波レイ」と違ってそれ以上に懐かしい雰囲気なのです。

ウィッグと制服

この雰囲気、ウィッグの色をパープルにすると、女性の面影が脳裏の奥に微かに見えてました。

1970年の『謎の円盤UFO』で今も人気のある登場人物のひとり、月面基地ムーンベースのゲイ・エリス中尉(ガブリエル・ドレイク)です。

製作当時、10年後の未来像(1980年)を想定しているのですが、あのパープルのウィッグが印象的で、最高にチャーミングでした。

どうやら、あり得ないカラーのウィッグは、生身の女性を抽象化あるは中性化する効果に一役買っているようです。さらに身に付けている衣服が宇宙服や軍服になると、さらにその度合いが進むようです。

U.F.O.- Lt. Gay Ellis – Moonbase

ちなみに、このゲイ・エリス中尉役の声優、松島みのり(1940年生)はすごい経歴の持ち主で、なんとデビュー作が「鉄腕アトム(アニメ第1作)」。

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しかも大好きな『南の虹のルーシー』の主役ルーシーメイ・ポップルの声優でもあるのです。声優業界には疎いのですが、年齢的に言っても大御所なのではないのでしょうか。

つづいて、80年代に活躍した「ユーリズミックス」の Annie Lennox (アニー・レノックス)。

ショートカットですが、こちらもウィッグが印象的でした。

Eurythmics – Sweet Dreams

そして Grace Jones (グレイス・ジョーンズ)。

ただ、こちらも確かにフィギュア的なのですが、何か違うような。アメリカ的でエレガンスさが足りないのでしょう。

グレイス・ジョーンズ自身は「ガガは私のモノマネ」と痛烈批判しているそうですが、ガガにはグレースにはないもっと未来的な洗練された雰囲気があるので、グレイスの批判はちょっとお門違いかなと思います。

Grace Jones – Corporate Cannibal

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